みなさんは、墓地を決める時どうやって探されますか。いざ、お墓の購入を考えないといけない状況になり、墓地をさがすとなると何を基準に決めればいいかわかりません。さがしたり、見に行かなくてはいけない時間やお金のことも、ある程度まとまったお金が必要となります。墓地を購入してしまうと、変更することも容易ではありません。
宗教による条件が合わないとこもあるでしょう。使用料の価格や工事費のほか、施設などにかかる管理費などの費用も気になるところです。
とはいっても適当に選ぶわけにはいきません。最近は墓地も増え、いろんな条件のところがあります。そこで、公営がいいのか、民営や寺院のほうがメリットがあるのかなど。これから探される方はぜひ参考にしてください。
墓地の立地・交通の利便性
お墓までの距離や交通にかかる時間など、どのあたりをチェックしたらいいのか確認していきましょう。気分よくいける、アクセスの良い墓地の条件はなんでしょうか。お墓参りしやすい立地は、車や電車、バス、徒歩など交通手段はいろいろですがどれも便利なところがいいですよね。
- 公共個通機関が便利(電車・バス)
- 最寄りの駅からの送迎車
- 徒歩や自転車での所要時間や安全性
- 自宅からの利便性
- 車での所要時間
それでも年齢を重ねていくと体も弱り、車の運転ができなくなったり、足腰が弱って歩けなくなったりした場合、お墓参りに行くのが時間が余計かかったりすると億劫になってしまいます。行けなくなるとお墓は大丈夫かなと不安にもなります。1年のうちお墓参り行かれる回数はさまざまですが、年末年始、お盆、お彼岸あたりは行かれたいと思っておられる方は多くおられます。後で困らないように、アクセスの良い所をさがして確認いたしましょう。
宗教が条件になる場合
宗教が条件になる墓地もあります。霊園によって宗旨宗派とわない所から、仏教徒のみなど、条件の確認が必要になります。
- 宗教は問わない
- 在来仏教のみ(天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・禅宗・日蓮宗・他)
- 墓地が決めた特定の宗旨宗派
宗旨宗派は墓地さがしの前に確認が必要です。特に寺院墓地の場合は条件になっている場合が多くあります。
お墓の価格
墓地の価格は大事なポイントですね。予算も家族で相談したりしないといけません。お墓にかかる費用の内訳のなかでも大きい部分ですし、墓所が広いところが欲しければ、墓地代の使用料も多めにかかってきます。それと、支払い方法も契約の前に確認しておきましょう。お墓にはその他、彫刻費や、法要(開眼・納骨・年忌)に際しての諸経費も考えておきましょう。
- 墓石工事代(石碑・巻石・他の石材・文字彫刻代・施工代)
- 永代使用料(お墓を建てる土地、墓所の永年の使用権)
- 管理費(墓地の景観や施設にかかる費用)
墓地周辺の環境
お墓はずっと外にあります。四季を通じて夏の暑い太陽からの直射日光、冬は雪、台風の雨や風など自然のなかに建っています。周りに木などが多ければ水垢なども付きやすくなります。また、山の上の墓地や都会の墓地などそれぞれにメリット・デメリットがあります。周辺の環境も山の墓地だと、虫が多かったり、街中だと塀にかこまれ狭苦しく感じたり、墓地や駐車場が狭かったりとあります。ですから、お墓参りするには環境も良くチェックして、気持ちよくお墓参りできるところにいたしましょう。
- 水はけ 雨あがりに行くとわかりやすですが、地盤が緩んだりします。
- 日当たり 日が当たる時間の確認。
- 樹木 樹木の根が張っていき墓石を起こしてしまいます。
墓地内の設備
墓地の設備は規模や場所によりさまざまです。あれば便利な設備やサービスがあります。
- 管理事務所 手続きなどができます。
- 花売店 花を買っていかなくても大丈夫。
- 駐車場 バリアフリーの所もあります。
- 休憩所 冷暖房完備の所はいいですね。
- 法要施設 法要したい時、便利です。(有料な場合があります)
- バリアフリー 車いすの方は確認が必要です。(参道や駐車場)
- 水道 水道や桶の場所
- 送迎バス 時間や予約システムなど確認が必要
管理体制
管理が行き届いているか確認しましょう。お墓がきれいなところにある方がいいですね。掃除や備品類は整理整頓されているか、参道など不備のところはないか。管理人の在住している時間帯なども確認しておきましょう。それと、寺院墓地の場合、寄付などを要請されることもあります。条件には無いですので、契約前には寄付の有無の確認は必要です。
- 備品 桶や柄杓の整理整頓
- 清掃 参道や入口
- 雑草対策
- 管理人 時間帯や応対など
- 寄付 寺院墓地などの場合
後悔しない為の墓地さがしとは
墓地を選ぶのに、優先順位は大切ですね。長く使用するものですから、環境が一番に重要です。アクセスもなるべく公共交通機関を利用して行けるところにいたしましょう。最後に予算内であればいいかと思います。