お墓参りに行くときはお供えを持っていきます。どんな物を持っていったらいいのかご説明していきます。
まず一般的に必要な物はお花とロウソクと線香です。それと、お墓に入っておられる先祖の好物ですね。好きだったお菓子、くだものやジュース、お酒をお持ちになってもいいでしょう。お供えは故人に対する気持ちの表れですが、選び方などを間違わないようにしたいですね。基本的に食べ物は必ずお持ち帰りください。カラスがいたずらで散らかします。お墓の周辺にも迷惑をかける恐れがあります。缶ジュースや缶ビールのような金属製は底面の接地部分が水垢が溜まることにより錆がでてくる可能性があるためお持ち帰りください。
お供えの種類
宗教によりお供えの違いはありますが、線香、供花、ロウソク、水、食物などがあります。一般的にお供えは食物という見かたがあります。
線香

線香は清める意味と先祖が香をいただくと言われています。お墓に漂う香りにより先祖と自分達が一緒の空間にいる感覚と、心穏やかになり俗世間から一時てきに開放され浄化されることだとも考えられます。お墓用の線香などは、煙だけで匂いがほとんど無いものがあります。これでも構いませんが線香というのは香りをいただくものとされています。できれば香りのいい物を供えてあげてください。香りは好みでいいとおもいます。できれば供える方も安らぐようなお線香がいいと思います。
供花(お花)
お墓に添える花は普通のお花から樒や榊などが使用されます。先祖にたいする気持ちが、きれいな花を送りたいと思わせるものです。お供えする方も気持ちがよくなりますし必要なお供えです。供える花に決まりはありません。宗教により決まっている事もあります。しかし、ご家族が添えたいものであればどれでも問題ないでしょう。花屋さんで販売されている仏花とか先祖がすきだったお花や自分で植えているお花でもいいと思います。霊園によっては枯れた花を処分してくれます。しかし、ほとんどの墓地は自分でお花の処理が必要です。花は枯れて水も腐ってしまいます。遠方なでの理由でお墓参りにあまり来られない方は花を持ち帰られることもあります。
ロウソク
ろうそくは地域によりされない所もあります。本来は仏壇にあるようにお墓にもロウソクをしてほうがいいのですが、山にあるお墓だと火事の恐れなどがある為かロウソクはしない所もあります。ご先祖に明かりを灯すことによりお参りに来たことを教える意味にもなります。最近はロウソク立てもガラスの風防付きで機能的になり便利になっています。ロウソクを付けるとほとんど消えることはありません。昔のプラスチック風防をお持ちの方はガラス風防の取替をおすすめいたします。
水
水を供えたりいたします。水を掛けてあげたりいたします。水鉢があれば水受けに入れてあげます。なければ湯飲みやコップを持参してあげてください。
食物
故人が好きだっと食べ物などを供えます。先祖が心配しないようにある程度の量をお供えしましょう。お供えが少ない場合、ご先祖が生活は大丈夫かと心配するかもしれません。 お墓の前でお供えものをいただいてもかまいません、供養にもなります。残ったものは必ず持ち帰りましょう。
まとめ
お墓参りの際のお供えについてご説明してきました。地域により違いはございます。一般的なお墓参りの供物になります。ご先祖に対し感謝の心を伝える為にもお供え物をご用意してあげてください。