お墓の部品で使用されるステンレス製の金具について説明させていただきます。
ステンレス製金具の種類
ステンレス製の金具はあらゆる理由で使用されるようになりました。耐震性を高めるためのもの、掃除がしやすくなるもの。様々なものがございます。これらによりお墓参りは非常にしやすくなりました。それぞれの使用用途について説明しています。
ステンレス製花筒とは
ステンレス製花筒は、一般的に使用されるようになりました。上に向けて抜けやすい為、掃除もしやすいので便利です。大きさや形状もいくつか種類があります。ですから上記写真にあるようなツバ付きタイプが多く利用されています。なぜツバ付きがいいかは供花が横に広がりにくいメリットがあるからです。穴の大きさも直径60ミリを使用するのが主流です。その理由は、お花の量的にも収まりがいいとされているからです。
線香皿(箱型蓋つき)とは
線香は立ててする方が主流です、線香の灰が落ちて水鉢台に付着することが気になるかたもおられます。ですから、そういった方には線香を寝かせるタイプをおススメいたします。蓋つきですので雨の日に灰がながれることはありません。
水受皿とは
水受け皿です。名前のとおり水を入れるところになります。あまり見かけることはすくないと思います。この商品は何故かあまり必要とされないようです。掃除しやすいので便利ではあります。しかし感覚的にあまり受け入れられないようです。反対にデメリットがあります。それは夏は水が熱くなりやすい。冬は水が冷えることです。仏様にあげる水ですので少しデリケートな部分かもしれません。水受けがあっても湯呑であがる方もまだまだおられます。
線香立てとは
線香立ては名前のとおり線香を立てます。ネジ式で脱着が可能になっています。中の灰を取り出して掃除するのに便利です。当社ではすべてこのタイプを使用いたします。筒の中にはスプリングが使われており最後まで線香が燃えやすくなる仕組みになっています。使用中はステンレス製なので熱くなりますので消炎してしばらくは気をつける必要があります。
線香皿(洋型用)とは
線香を寝かせて使用するタイプです。主に洋型のお墓に使用します。水鉢の中に入れて使用します。掃除もしやすく便利です。
ロウソク立てカバーとは
ロウソクを立てる金具があります。風よけになりますので火をつけるのにも便利です。また、ロウソクを先に灯をつけて、そのあと線香を付けることができますので線香をつけるのにも便利です。強化ガラスになっていますので強度もあります。もし、なんらかの事情で割れた場合でも取替えが可能です。取ってがついていますので開け閉めも楽に行えます。
まとめ
お墓にしようする金具はステンレス製のものが多くあります。永年しようするお墓ですので安全性と耐久性が必要だからです。お墓参りされる方も先祖にも気持ちよい環境であるために使用されます。しかし多く使用するとなんとなく違和感が出てきます。好みによりますがステンレス製金具は適当な所にのみ使用するのがいいと感じます。また、ご相談がございましたらお気軽にご連絡ください。