北木石で建てるお墓について。古くから関西でお墓として建てられてきました。白御影を代表する石材といえます。詳細をご説明をしていきます。
北木石が選ばれる理由
北木石も白系や赤系など石目はいろいろございます。一番の良いところは石目の鮮やかな白系の石目で粗くもなく細かくもない中目くらいの落ち着きのある石目である所です。白く輝くような雰囲気のお墓になります。他の石にはない白御影としてのこの特徴が昔から墓石として使用されてきた理由です。
白御影石のお墓
白御影としてキレイな落ち着きのある雰囲気は、お墓の材料としたは最適です。
この北木石の白さは他には無く、ここまでの白色の石は少ないので人気は昔からあったのですが、品質的な問題があり、最近は使用されることが少なくなりました。墓相のお墓は白御影石を使用することが多いので、吉相墓にもよく使用されていました。
北木石の特徴
国産の石材の中で白御影の代表として使用されてきました。石質も硬さには問題ないのですが、錆がでやすいのが特徴です。多くのお墓で使われてきましたが、錆がでやすい所から需要が薄まってきました。白色の石目が長年のあいだで風化され、錆がでてしまい茶色に変色するお墓が増え、やむなく人気が落ちていきました。
歴史
まとめ
岡山県笠岡市北木島町・北木島で採石されます。北木石の歴史は古いです。大阪城の再築で石垣にも使用されました。江戸時代から明治以降に関してはたくさんの建築・建造物・墓石にいたり使用されてきました。関西地域では多くの建立例があります。