お墓を建て直さずに、現在のお墓を承継して守っていただけるように、竿石を交換する方法を説明していきます。お墓を継承していただく方の苗字が異なる場合に竿石(一番上の石)の交換をいたします。現在のお墓が「○○家之墓」になっている場合や、個人名のお墓の時に行います。お墓の建て替えをせずに一番上の石を加工します。建て替えは費用もかかるりますし、まだキレイなお墓ならそのまま使用できるようにいたします。
この加工は承継などがなんらかの事情でお困りの方がいたします。次にお墓を守っていく方の名前(姓)が違う場合におこります。一部分の石の加工なら費用も抑えることができます。今回は水鉢に彫刻されている家紋も削り落としました。継がれる方の家紋も異なる為です。あらたに家紋を彫刻することもできます。
竿石の正面文字を変更する
気を付けたいのは、古い石は長年の間、外で雨ざらし状態なので劣化しています。これは同じ石材を使用しても石目(色)は合わないという点です。どれぐらいの違いがでるかはご相談の際にご説明していますので、ご納得いく形でさせていただきます。
まとめ
竿石の交換。お墓の継承で苗字もしくは宗教が異なるかたに変更された場合。○○家之墓で苗字が変わればお墓の建て替えもしくは竿石の交換や家紋の変更が必要になります。この度は竿石は南無阿弥陀佛に変更し、家紋は削らせていただきました。お墓のリフォームのことならお気軽にご相談ください。