お墓参りにはお線香をあげる行いは、仏教では一般的に行われます。墓石の形状にあわせてさまざまな線香立の種類や線香についてご説明しています。
線香とは
お線香はお供えのひとつと考えられます、仏様へのお供えと同時に自らの心を落ち着かせ精神を癒して心身をリラックスさせる働きがあります。ご先祖の前で心を落ち着かせて日々の生活からはなれて、やすらぎを得て行います。
いつから使われたのか
定かではないですが中国で始まったと思われます。16世紀ごろに中国から伝えられたといわれています。
線香と仏事
一般的な線香の長さでは、およそ30分前後使用できます。仏教では香を供えます。亡くなられた後、生前行った報いが定まるまで、次の生をうけるまでが49日間(中陰)あります。この世の娑婆で亡くなり49日間の宙ぶらりんの状態の魂に果物や飲み物などを、香の煙にのせて供物を届けます。
お墓参り用の線香がございますが通常の線香とは違い、香りほとんどありません。煙用としてお墓に用います。
ステンレス製線香立て
ステンレス製線香立ては掃除も簡単にできます。ねじ式になっていて誰でも残りカスを取り除けます。設置するには土台となる石製の丸香炉が必要になります。最近の和型のお墓には付いています。丸香炉が無くてもステンレス製線香立てを差し込む穴のサイズが合えば設置は可能です。
高級蓋付香炉皿
ステンレス製の蓋付の香炉皿です。こちらも上記同様に掃除も簡単にできます。蓋を開けるてメッシュの線香皿に線香を灯します。お墓参り後にメッシュ線香皿だけ引き出して取り出していただき、水で簡単に流してただければ線香の残りも取り除け、掃除も簡単にできます。
これを設置するには、現在石製の丸香炉が付いているお墓ですと取り外させていただき、この高級蓋付香炉皿を設置することになります。
まとめ
昔の線香立てはいろいろ有りまして、脱着できないものが既に付いているお墓もあります。その場合は丸香炉ごと取りかえることになります。また、紛失していたり線香台が欠けたりしていましたら早目のお取替えをしてください。
線香立ての設置もお気軽にお問い合わせください。