墓石の値段(費用)は使用される石材や据付工事代、彫刻の作業代や金具類や墓所の基礎ベース工事などが費用の内容になります。ここでは、墓石にかかる費用の内容の説明をしています。
墓石工事の内訳
石材費+据付費+運搬費+文字彫刻費+付属品+材料費=お墓の値段
上記は大きくわけた項目です。
お墓を建てるところの敷地面積により大きく、石材の使用する量が異なっていきます。石材は種類により、日本で採掘される石材が高級品とされています。愛媛県で採れる大島石、香川県で採れる庵治石は関西では昔から多く使用されています。古くからお墓を建てるかたに好まれてきました。最近は外国からの輸入石材が多く入ってきて使用されています。
その中でも一番多く使用される中国産は種類も多く、価格もリーズナブルなこともあり人気があります。他にインド産、アフリカ産などもあります。インド産も中国産についでよく使われますが、色目が独特なものが多いため和型のお墓で使用するより洋墓で使うことが多いのが現状です。
石碑に使用する石材は愛媛県産の大島石が一番人気があります。品質が良いのはもちろんですが、建った時のお墓としての風格とか、誰が見ても良いお墓と見えるのはこの大島石が一番でしょう。
墓石の値段に大きく変動されるのが使用する石材の量、それと種類による石材の価格が異なるところです。
よって、値段が高い順ですと「国産←韓国産←アフリカ産←インド産・中国産」となり、文字の彫刻も刻む文字の大きさや数量により値段に大きく影響いたします。工事費に関しましては石碑の大きさイコール、石材の量、施工場所の立地により職人の手間がどれだけかかるかで異なってきます。
墓石の形状や大きさ
墓石は地域により形がことなります。形や大きさなどをご説明しています。
関西地域での石碑の形や大きさは、一般のお墓ではいわゆる家族墓にあたります。家族墓は神戸型、大阪型、京都の方では京都型が主流です。供養塔などは五輪塔や宝篋印塔などが建てられます。
地域や宗教により形が異なってきます。神道型は宗教が神徒さんのお墓で日本神道のかたにあたります。一番上の石が三角形のように尖っている形や平らの形で建てることが多くあります。
まとめ
値段はすべての作業のトータル金額になります。お墓の大きさにより値段も変わっていきます。 一番上の石、竿石の横幅の寸法で呼びますが、横幅が8寸の場合は8寸墓、大きくなると9 寸、1尺と1寸づつ大きさが変わってきます。全体の大きさも合わせて大きくなっていきます。
墓石を建てるところの墓所、いわゆる敷地面積にあわせてお墓の大きさをきめることが多いです。現在は7寸・8寸・9寸・1尺くらいが多く建っています。先祖供養を手厚くするために供養等である五輪塔を建てます。五輪塔は墓所の広さや現在建立されている石碑とバランスを考え建てることが大切です。