霊園により墓所の広さを表す単位が異なります。広さを求めるには2タイプあり、「聖地」「平米」があります。この単位について説明いたします。
墓所の広さ
なぜ、2つの単位でを使用しているのでしょうか。一般的には寺院の墓地などは「聖地」、公営墓地や民営墓地は「平米」で表示されることが多い状況です。
平米の広さは
「平米」は民営や公営墓地に使用されていることが多いのは、分かりやすいということがあるかと思います。初めてお墓を建てる方に対して、日常的に使用されている単位で表示するのは、管理する方にとっても理解してもらいやすく、説明も簡単で理解してもらいやすい所だろ思われます。 それと、墓地により広い墓所や、数種類の広さの違う墓所を取り扱うことが多いこともあります。その際には募集の内容で墓所の広さの説明の分かりやすさととか、墓地使用料や管理費等も墓所の広さに比例いたしますので、使用料や管理料の金額を説明するときにも、計算しやすいこともあり、ご理解してもらいやすく、少しでもトラブルを無くすためにも分かりやすいことは大事なポイントだと思われます。
聖地の広さは
「聖地」で表すのは、寺院の墓地などに現在でも多く使用されています。もともとは、信仰や宗教的な神聖な場所や地域を表す意味ですが、いつの間にか墓所の単位として使用されるようになりました。ですから、お寺で使用されることが多いのが現状だと思われます。日常生活ではあまり使用いたしませんが。昔は1尺の単位を使用していた時が多かったこともあるため「尺」単位で表しています。1尺=30.3センチメートルですが3尺で90.9センチメートルになります。小数点以下を省いて、略して90センチメートルを使用し、幅90センチメートルと奥行90センチメートルで1聖地の基準となりました。たとえば、2聖地ですと畳の広さが1畳分に相当します。かつては分かりやすく説明するのために畳の何畳分くらいとか1坪くらいの広さですと説明していました。 ちなみに1坪は畳2畳分ほどです。しかし、最近ではお寺の墓地でも平米で表示する方が分かりやすいこともあり、聖地ではなく、平米で表示することが増えてきました。
まとめ
墓所の広さはお墓の購入の際にはとても重要ですね。なぜなら、広さにより墓地の使用料の金額が異なってくるからですね。誰もが広い墓所が欲しいですが、広くなればなるほど使用料の費用が掛かってきます。できるだけ予算内に納めたいと考える方が多いと思います。墓地の使用料と墓石や巻石などの総額した工事代などが予定している金額を超えないように、墓地の広さと使用料を確認しておくのはとても大切です。
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