納骨堂や霊園の閉鎖などの困ったことがときどきおこっています。これらの説明をしています。
閉鎖するとどうなるか
2022年には札幌市東区にある納骨堂(宗教法人)が資金不足の為、閉鎖されました。閉鎖だけならず差し押さえられ競売にかけられる状態になりました。もちろん閉鎖ですからご家族には遺骨の引き取りのご連絡がいきます。支払いした管理費などの費用がかえってくる可能性は非常に低いとおもわれます。納骨堂は地域にもよりますが20万円から300万円などの高額なものまでございます。やはり破綻されてるとご家族の方からすると憤りをやみません。
永代供養の閉鎖の場合
これは納骨堂なので遺骨はかえってきましたが永代供養などの合祀の場合などは他の遺骨と土の中に収められていますので遺骨がかえってくることはありません。永代供養は管理費などは発生しないため費用の返還を請求は不可能だと思われます。基本費用も1万円から10万円ほどが多くございます。
霊園の閉鎖の場合
霊園は公営・寺院・民営などの運営形態がございます。閉鎖するとはほとんど民営形態であります。やはり資金不足などの為に閉鎖に行われるのが原因だと考えられます。公営などは自治体ですので破綻することはありません。しかし寺院に関しては田舎の方ではよくありますが跡継ぎがいないことなどで檀家さんが減り生活できないほどになると空き寺になることもあります。霊園の場合は墓石や遺骨の移転などが可能なので納骨堂ほど問題になることはないのですが移転費用は致し方ないですね。
まとめ
霊園や納骨堂なでが破綻する原因はさまざまですが納骨堂やお墓を売るために商売優先で始めると閉鎖になっているように思われます。昔からのお寺である程度の檀家さんもいる場合は安心だと思いますが、あらたに納骨堂だけ建てて運営は葬儀社などでは事業優先としての販売である可能性が高いです。最近は規制が厳しくなり宗教法人の売買もあまり聞かなくなりました。しかし宗教法人を取得し事業に使用するような話は昔からございます。さまざまな業者がおりますのでお気をつけて故人の眠り先を決めていただけたらと思います。